
いろいろ悩みが多くて落ち込んでても仕方ないし・・・
自己啓発本読もうとはおもうけど、苦手なんだよね・・・
世界がコロナで混乱するなか、いろいろな悩みを抱えているかたは多いでしょう。
自己啓発本を読んでやる気を出したいけど、
そもそも自己啓発本自体が苦手と悩みはありませんか?
わたしは本は月5冊ぐらい読みますが、
あまり自己啓発本は読まないです。
しかし、この本は落ち込んだときに読み返したいと感じました。
そんな自己啓発本が苦手なかたにおすすめしたい自己啓発本があります!
自己啓発本が苦手な人におすすめする自己啓発本【きっと明日はいい日になる】
その本は、田口久人氏が書かれた「きっと明日はいい日になる」です。

きっと明日はいい日になる
田口久人氏は、Instagramで仕事、家族、人生などをテーマとした言葉をつづっていた方です。
その言葉が「心にひびく」「救われる」と話題になり、
2020年6月現在フォロー数は56万人を超えています。
※Instagramアカウント:@yumekanau2
もともと知っていたわけではなく、
1年前ぐらいに本屋さんで、ふと見つけた本です。
「表紙がきれいだな」と思い、手に取ったのですが内容が胸に刺さりました。
自己啓発本が苦手なわたしも、即買いしました。
自己啓発本が苦手になる理由
そもそも、自己啓発本が苦手なひとには、共通の理由があります。
- 役にたつ気がしない
- 宗教っぽい
- 逆に落ち込んでしまう
役にたつ気がしない
自己啓発本に書かれていることが、自分に当てはまらないこともあります。
当てはまらないことをいくら言われても、共感することができません。
結果、この本は「いいことっぽいことは書いてあるけど役にたたないよね」という風に思ってしまいます。
物事の考えかた、感じかたはそれぞれなのですべての人に刺さる本というものは存在しないのです。
全然、意見が合わない本を読んでいても意見を押し付けられているようで、
逆に不快になってしまいます。
宗教っぽい
自己啓発本がめちゃくちゃ好きなひといますよね?
そういう人は、自分にストイックでいつも元気な印象です。
しかし、まわりから見ると浮いてしまって「変な宗教に入ったのでは?」とさえ思うときがあります。
そのため、自己啓発本を読んでもどこか一線引いた見方をしてしまいます。
逆に落ち込んでしまう
「こんなわたしもこうなれたのだから、あなたはまだやれます!」
「こんなに頑張れるわたしたちの10年後の未来は明るい!」
なんて言われてしまうと、それがプレッシャーになってしまいます。
落ち込んでいるときに「がんばれ!」とか「君なら大丈夫!」とか、
なんとなく言われてることありますよね?
そのときに「いや、今はその言葉がきつい!」と思った経験ありませんか?
同じことが自己啓発本にも言えます。
結果、「自己啓発本を読んだがために自分が嫌になった」
なんてこともなりかねません。
自己啓発本「きっと明日はいい日になる」がおすすめな理由
そんなアンチ自己啓発本のかたにも、この本をおすすめします。
理由は3つあります。
- サクサク読める
- いまの自分の悩みがわかる
- 重くならない
サクサク読める
実際、自己啓発本というよりもポエム本と言ったほうがいいでしょう。
そのため読みやすく次から次へ読むことができます。
むずかしい言葉もないので、1時間もあれば読み終わるでしょう。
しかし、決してボリュームがすくないわけではありません。
180を超える言葉がつづってありますし、心にとまる言葉が見つかるでしょう。
いまの自分の悩みがわかる
言葉のテーマが大きく7つにわかれています。
「毎日の楽しさ」「人生の一歩」「人間関係」「心をととのえる」
「自信」「夢」「自分らしく」
自分では悩みなんてないと思っていても、
どこかしらでもやもやしていることはあるものです。
気になったページにしるしをつけていくと、
「このテーマだけしるしが多いな」と思うところが出てきます。
自分のなかでのもやもやは何が原因だったのかが分かります。
重くならない
この本をおすすめする最大の理由はこれです。
多くの自己啓発本にあるようなプレッシャーを与えるような言葉がありません。
おなじ目の高さで書かれた優しい文章が心を打ちます。
悩んでいる自分を否定することもなく、「そのままでいい」ことを教えてくれます。
そして悩みをどう捉えればいいのかまで伝えてくれます。
中には「~しなさい」と命令形の文章もありますが、
自然と強く感じません。
それは、テーマの順番が流れになっているからです。
- 毎日の楽しさを見つけ、
- 人生を踏み出して、
- 人間関係と心と整えることで、
- 自信がつき、
- 夢をつかむことで、
- 自分らしく生きることができる
構成がしっかりとしているからこそ心にひびきます。
自己啓発本「きっと明日はいい日になる」で心に刺さった言葉

いまの自分を肯定してくれる言葉
いまの状況がダメなのではなく、それを受け入れていけばいいよという言葉が多いです。
無理に自分を奮い立たせるようにしないことで気持ちが楽になります。
違ってもいい
自分と同じ価値観を
求めようとするから
争いが生まれる
違いがあるからこそ
苦しいときもある
違いがあるからこそ
わかり合えないこともある
違ってもいい
受け止めればいい
違いがあるからこそ
楽しめることもある
認めることができたとき
人生はもっと楽しくなる
心が軽くなる8か条
変わらない自分を
責めなくていい
終わりが見えなくても
焦らなくていい
上手くいかなくても
気にしないでいい
何もできなくても
恥じなくていい
まわりから何を言われても
気にしなくていい
本当に傷ついているのに
無理しなくていい
やりたいことがなくても
探さなくていい
やりたいことがあるなら
我慢しなくていい
自分嫌いな人の特徴
ほめられることを期待して
思い通りにならず
落ち込む自分を認めたくなくて
人に合わせて自分の時間を失い
今よりも過去のことばかり考えて
必要以上に自分にダメだしして
自分のことを傷つけて
苦手だとわかっているのに
無理して続けようとして
ほどほどにできず完璧を求めて
うまくいかなかったことばかり思い出して
自分が嫌いになる
自分を好きになるのに
特別なことは必要ない
できない自分も含めて
好きになればいい
人間関係の言葉
人との関わりかたってむずかしいですよね。
自分がうまく付き合っているつもりでも、相手が嫌な思いをしていたりするものです。
人との付き合いかたのヒントをもらえます。
信用と信頼の違い
一人でもできるのが信用で
お互いに築き上げるのが信頼
少しでも疑えば相手にも伝わる
疑っていても何も始まらない
待っていても何も変わらない
過去に傷ついたことがあっても
傷つくのが怖くても
自分から信用する
たとえ傷ついても裏切られても
心を開かないと次はない
信頼は自分から信用しないと生まれない
本気で
思っていないなら
口に出さない
きっと
後悔するから
全員から
好かれようとすると
全員から嫌われる
これからを歩くための言葉
なかなか前に進めないときがあります。
そんなときに、ハッとさせてくれる言葉です。
がんばってるけど空回りになってしまっているひとにおすすめです。
迷うぐらいなら
やらなくていい
やりたいなら
すでにやっている
手を抜いて
気を抜いて
息を抜く
すべて頑張ったら
身がもたない
もうやめなさい
口ぐせのように
謝るのをやめなさい
他の誰かと比べて
自分を嫌いになるのをやめなさい
誰かに認められたくて
頑張ろうとするのをやめなさい
無理して予定を入れて
満足するのをやめなさい
誰にでも好かれようとして
我慢するのをやめなさい
何でも一人で
抱え込むのをやめなさい
頑張れない自分を
責めるのをやめなさい
勝手に壁を作って
一人で生きようとするのをやめなさい
もっと自分を好きになりなさい
自己啓発本のつかいかた

自己啓発本は、すべてを取り入れるのではなく、
自分に合ったいいものだけをつまむようなつかいかたがおすすめです。
合わないものは見ないでいいです。
基本的に人柄や性格がおおきく変わることはまれです。
そのため作者と考えが似ている自分にとって「いい本」は、
変わらず「いい本」であり続けます。
ただ、おなじ本やおなじ言葉を読み返してみると、
そのたびに違う感じかたをすることがあります。
いまの自分の状況や立場によってひびく言葉が違うからです。
「いい本」の中で、またあたらしい発見ができるのです。
自分にとって「いい本」を2冊みつけて、
困ったとき・落ち込んだときに開いてみると人生がわりと楽になります。
まとめ
自己啓発本が苦手なかたにでも、
「きっと明日はいい日になる」はおすすめです。
なぜなら自己啓発本が苦手なかたの共通の理由をクリアしているからです。
なにかと不安がおおいこの時代です。
人生をすこしでも楽になるような言葉を読んでみませんか?

きっと明日はいい日になる